TL; DR
ソフトウェアエンジニアに ARM は早すぎる
はじめに
会社からの貸与 PC が M1 MacBook Pro になったので軽くレビューを書いておきます.なお,スペックは以下の通り.
M1 MacBook Pro | |
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Display | 14 inch |
CPU | Apple M1 Pro |
RAM | 32GB |
Weight | 1.6 kg |
良い点
電池持ちはかなりよくなりました.午前中カフェでリモートする際には電源を持って行かなくても大丈夫です.
悪い点
M1 チップであるそれに尽きます.
docker が遅すぎてしんどいです.リモートマシンを使えばいいじゃないという話が出てしまうほどには.
また商用環境では ARM が使えるようになるまでまだ時間がかかります.それまでは結局 x86 エミュレートが必要です.そこまでして ARM にこだわる必要はあるんでしょうか.Surface RT がひどかったように M1 MacBook も然りという感想です.
まとめ
Apple の定義する”プロ”にはおそらくソフトウェアエンジニアが含まれていないんでしょう.動画クリエーターやデザイナーなど GPU を多用する人にはおすすめできますが,エンジニアにはまだ早すぎるかなと思います.
さらにひどいのがすでに MacBook のラインナップには x86 つまり Intel CPU のモデルが存在しません.Apple のこういう選択肢を全く与えてくれないところが本当に嫌いです.
ということでローカルで開発するのをやめて,リモート環境でするようになりました.ハイパフォーマンスとは・・・