いわゆるブロガーミニマリスト・YouTuber ミニマリストというか自営業ミニマリストとは反対のことを言います. まずはこれを見て欲しい.
そしてこれだけは覚えておいてほしい.
- 終の住処 = 事故物件
- 人口は減少しているが首都圏は転入超過
- 少子高齢化は止らない
- 高齢者でシニア向け物件争奪戦になるのは想像に難くない
何故家を購入したのか
ヨボヨボになったとき家がない状態は嫌だからです. ミニマリストは身軽だから,隣の住民がヤバいやつだったときすぐ引越しできるとか,ローンを背負いたくない (= ローンを所有したくない)というメリットでは見合わないと考えたためです.
自営業ミニマリストは何故家を購入する人が少ないのかを考察
多くの自営業ミニマリストは税金対策のために,株式成りしている人が多いです. 個人名義で家を借りることができなかったとしても,法人契約という後ろ盾があります. 法人契約は個人契約よりも入居審査が通りやすいという特徴があります.
また,自営業はローン審査が厳しく,安い金利で借りるのは難しいです. 加えて,賃貸の方が経費計上しやすいというのもあるでしょう. 経費計上をディスっているのではありません. 当然の権利だと思います. ただ銀行から高い金利で借りるぐらいなら,経費計上しやすい賃貸の方がメリットが大きいのははっきりしています.
人口減少しているので物件は余るはず,ではシニア向け賃貸は?
賃貸をおすすめする自営業ミニマリストが良く言うのが,空き屋問題です. 日本が人口減少しているのはそのとおり,実際に空き屋が問題になっているのもその通りです. 首都圏は転入超過という状況で,首都圏に住みつづけたい場合どこまで空き屋が問題になるでしょうか. また,空き屋が問題になるくらい空き屋があったとして,シニア世代が問題無く賃貸契約することができるでしょうか. 実際に 75 才で内見すら断られている事例がある中,どう考えますか?
ローンは就業不可になった時が怖い
実際に就業不可になった場合を考えて,モノを減らし家賃を下げることでそれに備えている人も多いとは思います.
銀行側もバカではないので,住宅ローン契約と同時に契約者を団体信用生命保険へ加入させます.
団体信用生命保険とは住宅ローン契約者に万が一のことがあったときに,家族や家を守ることができる保険のことです.
これにより死亡やガンなどの重大疾病になった場合,住宅ローン返済義務が無くなります.
生命保険と違うのは,住宅ローン金利に保証料が組みこまれている場合が多いことです.
死亡や高度障害状態のみを保障対象とする特約なしの内容の場合,上乗せ金利はほぼありません.
つまりタダで生命保険に加入しているようなものです.
物件購入のメリットのひとつとしてよく語られているのがこの "団体信用生命保険" です.
賃貸では団体信用生命保険に加入することはできませんので,自分でなんとかする必要があります.
まとめ
自営業ミニマリストに見つかったらめっちゃ叩かれそう.
資本主義では物価安定のためには金利を毎年 2% 上げることを目標としています. ただでさえ,住宅価格は上昇を続けていますので,物件購入は早ければ早いほど良いと考えます. 住宅ローン控除,そして上で述べた団体信用生命保険というメリットもあります. さあみなさんはどうしますか?