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SwitchBot S1 Plus レビュー

SwitchBot のロボット掃除機 S1 Plus を購入して数か月利用したのでレビューです.

開封の儀

S1 Plus なのでゴミ収集ベースがついています.交換用ダストバッグは 2 個付属していました.

本体を上から.真ん中の部分がセンサーです.本体より数センチ高角なっています.清掃ボタンと充電ボタンもありますが,アプリで操作ができるのでほとんど触らないです.

裏面です.ブラシはルンバのゴム製ブラシとは違って毛があるタイプのブラシです.レビューを見た感じそんなに絡まないというのが多かったんですが,普通に絡みます.ここはめちゃくちゃ残念ポイントです.

ゴミ収集ベースです.まぁまぁ高さがあるのでどこに置くか迷う場合もありそうです.

ふたを開けたところ.ここに付属品などを保管できるタイプの収集ベースもありますが,S1 Plus のものは特に保管はできないです.交換用ダストバッグくらいは入れたかったですね.

ゴミ収集ベースの裏面.ケーブルは約 120cm でちょっと短いような気がします.

本体横.主電源ボタンもあります.

ゴミ自動回収

S1 を買うにあたって迷うのが自動ごみ回収の有無かと思います.S1 Plus 買い替え前は自動ごみ回収が無いタイプのルンバを使用していましたが,自動ごみ回収はあった方が良いと思いました.
ダストバッグのランニングコストがかかってしまいますが,ごみが舞うことなくなるのでそこが本当に良かったです.

ただし回収時の音はかなり大きいので注意です.

SwitchBot API

数多くのロボット掃除機があるなかで SwitchBot のものを選択した理由は API 連携ができるからです.この API があることでよりプログラマブルにロボット掃除機を操作することが可能となります.

弊宅の S1 は以下の感じで動くようになっています.基本的に tasker というアプリでやっています.技術ブログなので詳細は省略します.

  1. 自宅 WiFi との接続が切れる(= 外出した判定)
  2. 自宅に置いている Fire タブレットに pushover で通知を投げる
  3. 通知を受けた Fire タブレットからパートナーの iPhone IP に Ping を投げる
  4. 疎通しない場合自宅に誰もいないということなので SwitchBot API から S1 を稼働させる

同居者のことを考えつつ掃除を自動で開始したいとなるといろいろ考慮しなければいけない点が多いです.アプリで連携できるロボット掃除機がほとんどですが,API が正式に提供されている SwitchBot は自分で好きなように動作させることが可能です.
ルンバの通信をパケットキャプチャし,API をコールしているブログ記事もありますが,非公式のためいつ変更されるかわかりません.その点 SwitchBot は公式で API が提供されているのが強みです.ほかのメーカーでここまで API が整備されているロボット掃除機はほかにないと思います.

まとめ

SwitchBot S1 Plus のレビューでした.
ロボット掃除機本体自体の性能は今の時代としては普通レベルです.どのメーカーのロボット掃除機もセンサーが良くなっており,モノをよけながら掃除をしてくれるというのは当たり前かと思います.ゴミ自動回収機能についても今となっては当たり前機能かなと.
他のメーカーとの差別化として正式に API が公開されている,これに尽きるかなと考えます.API を利用することでよりプログラマブルに操作することができ,アプリ連携ができる”だけ”のロボット掃除機では実現できない連携が可能です.
買ってよかったです.